母はとにかく色んな草花、山野草に詳しい人でした。
今思うと、毎日働いている時も朝晩せっせと花たちの世話をして、
行き交う人たちと友達になって、花をあげたり貰ったりして…
特に家を建て替えて庭の土部分が少なくなってからは
100個近くの植木鉢があったように思います(^_^;)
母が亡くなり私が今住むマンションには、4つの鉢を持ってきましたが、それでもまだ家には沢山の草花がありました。
先日、父から連絡があり、
家の塀を工事しなおすついでに、植木鉢を全部処分すると。
母のために残していた庭の土も全部コンクリートで埋める事にしたそうです。
何羽かの歴代インコが眠っている場所なのになー…
とはいえ、住んでない私が意見は出来ない訳で。
せめてじゃあ、引き取れる植木鉢を見てこようと今日久々に家に行ってきました。
…そしたら、これだけ。
20鉢程度しか残ってませんでした。
しかもよく見たら、母がマジックで苗の名前を書いて刺してたアイスのスプーンなどが捨てられて、
父の字で名前を書いてある札がささってる…
たまに、間違っているのも、ある…
私がこの家を出たのは、父に対して見切りをつけたから。
母が入院している時も、1円でも安い個室へ移れるよう私に交渉させ
母が亡くなってからも、自分が思う通りの事を私にやらせるようにさせ
それが出来なかったら、母の遺骨を子どもである私たちから取り上げて怒鳴り散らしていました。
今までは母が黙ってやっていたこと。
私は、母のようにはなれませんでした。
だから出ていったんだけど…
母が残した植木鉢すら、こんな理解不能な細工をして
そんな植木鉢に私は何の情もわかなくなったというか…
今日は本当に、心から冷めてしまいました。
それでも、母の文字がうっすら残っていた鉢や
思い入れのあったジャカランダ、斑入りベンジャミン、月桂樹などは今日引き取ってきました。
叔母さんは、ミッキーマウスツリーとベンジャミンともう一つ自宅に引き取ってくれたけど
叔母さん達の家…日当たり悪いんですよねぇ。。。特にこれからの季節(^_^;)
枯らしそうになったらすぐ連絡してもらうことにしました。
久しぶりに実家に帰ったけど、
重いタンスを私と叔母さんに運ばせようとしたり
母の植木鉢に細工したりする父に対して嫌悪感しかなく
本当は冬服も引き取るつもりだったけど
1秒でも早く家を出たかったので、早々に叔母さんを自宅まで送ってあげました。
今度は引っ越し業者さんに連絡して、
残ってる荷物はプロに運んでもらうとしよう。