1歳のころ

kuma-pote2007-06-12

前日の写真は9歳。
この違い...、まぁわかりますかね。
阿佐ヶ谷の間取りは、キッチンが3〜4畳、部屋は6畳、
バストイレ同じという普通一般のものでした。
部屋にあった押し入れは観音開き型。
それが開閉するたび「きゅう〜っ」って鳴いて
いつのまにか由はその音を習得しました。
そのうち、何かするために部屋を出たり、入ったりする人を見ると
「きゅう〜っ」と鳴くようになって^^
ホント可愛かった。
水浴びしたい時は、水が流れる音「ちゅるるんっ」と鳴いてお知らせ。
抗議の時は「ピキキッ」。
本気で切れた時は「ペケーッ」がぶー(噛む)「ペケーッ」がぶー(噛む)
と、通称「餅つきガブガブ」をされたりもしました。


今朝起きたら由のカゴに由はいなくて。
連の世話をしていたら、連は必死で鳴きながら由のカゴに張り付いていました。
鳴き合う相手がいなくなっちゃったね。
今の家は、近所にセキセイインコ×7羽がいたり、色んな鳥を飼ってる家があり
連は退屈してなさそうなんだけど
元の家に戻ったら静かだから大丈夫かなあ...。


なんとなく、日曜日に逝くような気がしていたけれど持ち直して
私が休みの月曜に、私の手の中で旅立ってくれて。
死期を看取れた事が由の最大の親孝行。
だから、思ったより取り乱したりはしていません。
由のカゴは今もそのままで、食べたご飯のカラ、大好きだった
おもちゃ、ブランコもつけたまま。
違うのは、由がいないだけ。
駄目だやっぱり辛いよ。
連に申し訳ない。連は、由じゃないのに。


今年3月、
17日に17年つきあってきた友人が病気で亡くなり
24日に26年つきあってきた友人が死んでしまい、
昨日は10年一緒にいた由までもが居なくなって...。
私の周りにはまだ一緒にいてくれる友達がたくさんいるけど
由の代わりは誰もなれなくて。
もう一度触りたいなあ。
水浴びさせてあげたかったなあ。
よかった、という思いと、もっと、という思い。


仕方ないか。
今週いっぱいは、何をしても聞いても泣いてしまうけど
由は気にしないで手の中にいたらいーよ。
今日は、父親にいきなり「インコ死んだんか。」と言われて号泣。
父びっくりするの巻。
それから出勤中、ラジオで流れた花*花?の曲で号泣。
「あなたといて、よかったな。」
でも今はまだ純粋にそう思えない。
身体の一部がなくなって、心が痛い。
...仕方ない、か。