SINGERS ON THE MOON!

kuma-pote2009-02-09

何だか無性に歌が聞きたーーーい!
...とか思いまして、昨夜知った情報により何の予備知識もなくライブに行ってきました。
ライブっつーか、アコースティック形式の。
心斎橋club★jungle
前田一人(CUTT)/有原雅人(CROWN)
前者はうちを建ててくれた専務の息子がやってるバンド
(SHAME)のボーカルさん。ORCAとして横須賀でも見た事があるし
何となく、ほそーい糸で繋がっているような気がするお方。
後者はお友達のblogでしょっちゅう出てくるお方で、でも今日はバンドじゃない様子。
お二人の事をほとんど知らないのに、今は時間があるし
...ふと、行こうかなって思ってしまいました。不思議。


会場に入ると皆さん着席。
ステージに近いテーブル席でもがっつり食事をされている方々も多く、ライブっていう雰囲気に思えず。
最初は割と近い場所にいたのですが、幕が開いた瞬間
最初の主役(有原さん)が見えず...後方に移動。
曲を全く知らないのに、曲順を必死で覚えました。ふふ。
1.羽根
2.流星
3.prologue
4.Under The Ground
5.夜光虫
6.永遠
7.愛がいそいでる
8.K
9.One day song


...おそらく完璧です。
構成はなんとなく考えていらっしゃったようですが、何を演奏するかはその場のノリで決めていた様子。
最初の感想は...ハッキリ歌詞が伝わってくるし、声質がちょうど好みのゾーンで、少し甘い歌い方が
あーかっこいーなー...と。
殻でこういう男の人が歌えばどうなるんだろ...?
あ、良いかもしれない。とかも思っちゃいましたけど。
アコースティックで曲順を決めていなかった事もあり
曲ごとにMCあり。(セッションと混ざっているかも)
「今日は珍しく緊張しています。」
「バンドだとカッコつけて「うるせえ!(怒)」って感じだけど、今日はピースな感じ」
「アコースティックって良いね〜。お客さんとも近いし。...って、バンドでも近いか(笑)。」
「shameはhideさんに「カッコいいね」って言われていたらしいけど
drugstore cowboyもそう言われたいと思って作った曲です。」(4曲め)
「今回は買ったばかりの自分の車で、2人を乗せて走ってきました。
7年ほどbBっていう車に乗っていたんだけど、アレはあまり走らなくて。
今の車は超快適です。」
「車内で二人に、脳科学者の人が出ていた洗脳の方法みたいな映像を見せたら
見事に二人とも洗脳されて面白かった。○○最高!とか言ってたからね」
「みんな見える?俺は何も見えないんだけど。(最前列の席が一つだけ空いていたので)」
「今日は持ち時間が6時間半あって、そのあとCUTTくんが9時間だっけ?
セッションは12時間ありますから、みなさん今日は帰れませんよ〜。」
喋る事が大好きみたい^^
ってか、セッションあるなら途中で帰れないな...;とか思ったり。


4と5曲めは、前バンド時代の曲だそうで
5曲めは「すっげーイイ曲」なのに、2番途中で入りを間違えて(爆)
2番アタマからやり直していました。
6曲めはKANちゃんの曲。こちらではギターの方(あやのさん)が何度やっても
イントロのテンポが狂い...有原さんが、「やめて、歌から(一緒に)行こう!」って。
7曲めも懐かしかったなぁ...爆風スランプのカバー。
次が新曲。今年1月にとても仲の良かった友人が亡くなったそうで
ほんの2〜3日前に普通に会っていたからしばらく混乱したとか。
色々と考えて、自分に出来るのは、やっぱり曲を作る事だなと。
そうやって作った曲なので自己消化というか...と、ちょっと恐縮していましたが
凄く良い曲でした。帰って聞いたバンドverのCDもまた少し違って良く。
ラストは、「通勤向けの曲です。One day songっていうか、通勤songでーす。」


だいたい1時間。
お友達からもメールが来たことだし、今日明日限定販売のCDでも買うべし。と
物販コーナー(といっても二人のCDだけ)にて物色。
限定CD以外は3種類あるのかぁ...と見ていたら
「わ、買っちゃう?何買うの〜?」とご本人さんが背後から登場っ。
ビックリしたけど、今日初めて聞いたことや来た事情やらを説明して
「...で、そんな私は何を買えば良いですか?」と逆に聞いてみました。
「えええー...っ」
3枚のCDを手に取り、曲を確認しながら真剣に悩む出演者(笑)
「やっぱり最新のコレかな?」
「これも...良いんだけど、今日は1曲もやらなかったしなあ。」
「こっちは羽根っていう最初にやった曲があって。すげーいい!」
「でも、2005年だなー。少し古いなあ。」
何故か最新アルバムをあまり押してこなかったので
「これは?」と聞くと「ちょっと高...」とモニョモニョ。
前のアルバムは1600円なのに、最新は3000円なんですって。
「でも、今日やったprologueが入ってるか。」
この呟き方が決め手となり、最新アルバムを買いました。
お気に入りの曲なのかしら。
あと、限定CDを2枚購入。
「枯れない花は歌詞が入っているけど、こっち(K)は載せてないから
CDに書いているURLにアクセスしてみて。って、東京のお友達にも伝えてねー」
ガツガツこっちのエリアに入ってくるというか...心を掴まれるわ。
器用で話し上手だし、鍋さんと真逆の人だな(笑)
しかし、妙に話し込んでしまったわ〜と振り返ったら
10人くらいが並んでいて...えーと、すみませんでした;


次のCUTTくんは...英語ペラペラだそーで、告知の「CD」すらリアルな発音。
でも、ライブだと時々「歌のお兄さん」的な印象があるんですよねえ...。
声質も甘く。
今日来るキッカケのハズだったけど、残念ながらそれ止まり。
ステージから一番遠いバーコーナーで
有原さんがガンガン飲みながら野次っていたのが気になりつつ。
ミスチル、クイーン、アルフィー、Xとか
バンドの曲や休止中のユニットの曲など色々やっていました。
こちらも1時間ちょい。


終わったら21:40くらいで、最後のセッションは2〜3曲かな?と
思っていたら...曲数はともかく1時間くらいありましたわ。
これまたミスチル一青窈ヒムロックのKISS ME、長渕、ラウドネス、X、エアロまで。
喋りながら時々歌っちゃう、みたいなスタイルでほとんど漫談状態。
僕らが居酒屋で喋っている様子を定点カメラからweb配信したら
「絶対売れるぜ!」と有原さん(笑)
いやほんと。よくそれだけ喋るよねって感心したほど。
お客さんをあおりーの、けなしーの、それをCUTTくんにつっこまれーの。
で、お二人にとってXと、有原さんはaccessがかなり高い位置に居るようで、
「実はこの前、中野サンプラザまで見に行ってきたからね!」
TKとびーずの話とか、お客さんに一生懸命説明していらっしゃいました。
ラストに、ORCAとdrugstore cowboyを1曲ずつ。
ORCAの方は、有原さんらの説明が長くて面白くて...。
有「これをシングルにしないとコロス。って俺が言ったの。」
C「百田(ももちゃん?)が、ありに殺される〜って言ってて(笑)」
有「そしたら本当にシングルになっていたんだけど、どうして売れなかったのかなあ」
と、やたらに「売れなかった」を強調。
でもORCAの相方(百田さん)は今や超売れっ子の作曲家だそうで
中島美嘉に提供した曲は150万ダウンロード!
YUKIちゃんの編曲もしているみたい。
で、今日最後にやるORCAの曲は凄く良かったけど売れなくて(^^;
でも、今や売れまくりの百田さんが作ったこの曲を押した俺(有原)って凄い。
というオチに。CUTTくんも思わず「そこかぁ〜?」
おかげで曲名を忘れました;
シングルだから、新しい一日かfloretか。
drugstore cowboyの方は、強く咲き誇れ。
22:50頃の終演となりました。


最後に有原さんに軽く挨拶。
「よく走る」車はistだそーです。
28万円の凄いナビ付きだそーです。
私いまのistはキライだけれど(苦笑)
しかしbB→istでちょっと安心して、あとは若いな〜と思いました。29歳か。
「大阪とか呼ばれなきゃ行かないから。活動宜しく!」
と、無謀なお願いをしてきたかと思えば
「雨が降っているから気をつけて帰ってね」なんて言われたり。
最後に、体育会系な鍋握手とは違う、ほわー...な握手をして頂いて、一瞬落ちました。
鍋さんごめんなさーい。


今日は凄い人を見てしまった感がブルブル。
歌や言葉で想いを伝えられるって良いですね。
もうちょっと曲を聞きたくなったので
(あれだけ悩ませておきながら)残りの2枚も近日中に購入したいと思います。
日記もついつい長くなっちゃった。
お二人は打ち上げか、名古屋に向かっているのかな?
もう4時だわ...と今思った瞬間、その時間帯に
かなり楽しくなるお二人の
♪くよくよーするーな yo!
っていう歌ネタが脳内で流れ始めました;
これだけ書いておきながら、また思い出したら明日に。
楽しかったです。色々ありがとうございましたー。