高知ラスト

kuma-pote2011-08-03

相変わらずバタバタのまま
明日は川崎に行く事になりそうです;


さて、高知。
やっとこ昼食もありつけまして、この時点で
予定より1〜1時間半遅れてしまっていたので
最後に寄ったのは坂本龍馬記念館。
基本展示は以前のままで、お土産などが売っている奥の
ちょっとしたブースが変わっていました。
武市さん直筆の文が何点かあって釘付けー。
龍馬さんはとても豪快な字体で、書き間違えても
黒く塗りつぶしたり、横に書き直したりしているのですが
武市さんはまぁ繊細で、凄く真面目な性格が伝わってくる字体。
あと、頑固そうだなー、なんて。
獄中からの手紙ばかりでしたが
見張り番が色々(差し入れ等)面倒を見てくれていたらしく
奥さんあてに、「(大嫌いな)うなぎを食べさせられ、(お世辞で)
うまいと言ったら、また持ってくるなどと言っていた。
ありがた迷惑だ。本当に持ってこないことを祈る。」
みたいな手紙を書いていたのは、すごくおかしかったです。
でも、後半で、自分の信念を何行にも渡って淡々と
書かれていたりもして、ここには強い意志が感じられました。


武市さんの奥さんも心配で、しょっちゅうお酒を
差し入れしていたようですが
「そんなに飲めません。」とやんわり断る武市さんが
ちょっと微笑ましかったり。
でも、切腹する1ヶ月程前の手紙では随分涙もろくなっていて
生きる事にも疲れていた感じがしました。
最初の頃も、土日以外は拷問される人の声が聞こえて
辛そうだったけれど。


小さなコーナーだったけれど、まだまだ知らない事が
いっぱいあるんだなぁと思いました。
何週間か前の某新聞に、藩主に対する武市さんの恨み節が
つづられた手紙が発見された...とか
載っていた気がするけど、それは流石になかったなー。
(内容が一部脚色されていたら申し訳ありませぬ)


そういえば、ここの近江屋での掛け軸や屏風は複製なのですが
本物は京都の国立博物館にあるのだとか?
そりゃあ、舞台が京都だったものねー。
ただ、常設はされていないようなので、いつか機会があれば
見に行きたいなーと思っています^^



そんな訳で、記念館を出たのが16時半頃。
その後は高知自動車道に乗ってえんやこら帰りました。
ちょっと遠いけど、やっぱりまた行きたい場所です。
次は須崎や、宿毛の方にも...。
年内に行けるかなー(^^;